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仙台市議会
>
1993-06-14
>
都市整備建設委員会 表紙 1993-06-14
平成5年第2回定例会(第1日目) 本文 1993-06-14
平成5年第2回定例会〔 高速交通調査特別委員会報告書 〕 1993-06-14
平成5年第2回定例会〔 高齢化社会調査特別委員会報告書 〕 1993-06-14
平成5年第2回定例会〔 市立大学設立調査特別委員会設置要綱 〕 1993-06-14
平成5年第2回定例会〔 大都市制度調査特別委員会報告書 〕 1993-06-14
平成5年第2回定例会〔 都市環境整備調査特別委員会報告書 〕 1993-06-14
平成5年第2回定例会〔 東西交通軸促進調査特別委員会設置要綱 〕 1993-06-14
平成5年第2回定例会〔 副都心構想調査特別委員会設置要綱 〕 1993-06-14
平成5年第2回定例会〔 福祉の街づくり促進調査特別委員会設置要綱 〕 1993-06-14
総務財政委員会 名簿 1993-06-14
総務財政委員会 本文 1993-06-14
市民教育委員会 表紙 1993-06-14
市民教育委員会 名簿 1993-06-14
市民教育委員会 本文 1993-06-14
経済環境委員会 表紙 1993-06-14
経済環境委員会 名簿 1993-06-14
経済環境委員会 本文 1993-06-14
総務財政委員会 表紙 1993-06-14
平成5年第2回定例会(第1日目) 名簿 1993-06-14
民生衛生委員会 本文 1993-06-14
東西交通軸促進調査特別委員会 表紙 1993-06-14
市立大学設立調査特別委員会 本文 1993-06-14
副都心構想調査特別委員会 表紙 1993-06-14
副都心構想調査特別委員会 名簿 1993-06-14
東西交通軸促進調査特別委員会 本文 1993-06-14
都市整備建設委員会 名簿 1993-06-14
平成5年第2回定例会 議第1号 1993-06-14
平成5年第2回定例会 日程 1993-06-14
副都心構想調査特別委員会 本文 1993-06-14
福祉の街づくり促進調査特別委員会 表紙 1993-06-14
福祉の街づくり促進調査特別委員会 名簿 1993-06-14
福祉の街づくり促進調査特別委員会 本文 1993-06-14
市立大学設立調査特別委員会 表紙 1993-06-14
市立大学設立調査特別委員会 名簿 1993-06-14
都市整備建設委員会 本文 1993-06-14
公営企業委員会 表紙 1993-06-14
公営企業委員会 名簿 1993-06-14
公営企業委員会 本文 1993-06-14
民生衛生委員会 表紙 1993-06-14
民生衛生委員会 名簿 1993-06-14
東西交通軸促進調査特別委員会 名簿 1993-06-14
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仙台市議会 1993-06-14
平成5年第2回定例会〔 都市環境整備調査特別委員会報告書 〕 1993-06-14
取得元:
仙台市議会公式サイト
最終取得日: 2021-07-24
1:
都市環境整備調査特別委員会報告書
都市環境整備調査特別委員会
の
調査
の
概要
について、御
報告
申し上げます。 初めに、昨年七月十六日
開会
の
委員会
においては、
藤堂助役
から、「
本市
における
水害防止対策
については、現在
ソフト面
から、
消防局
を
中心
に全庁的な
防災体制
をしき、大雨による
都市浸水災害
に備えている。
ハード面
の
整備
については、
下水道局
が
中心
となり、
中長期的展望
に立ちながら、
計画
的に
都市水害
に対する諸
施設
の
整備
を進めている。
自然環境保全対策
については、特に
緑地
などを、杜の都の
都市環境
を形成する重要な
要素
と位置づけ、その
保全
に努めている。さらに、現在、二十一
世紀
を展望した緑と
調和
した
町づくり
を進めるために、緑のマスタープランの
策定
及び市街地の緑の確保を
基本
とした
環状公園基本構想
の
策定
を行っている。」との
報告
があり、引き続き
当局
から、
広瀬川
第二
雨水幹線
及び
梅田川
第一
雨水幹線
の
建設
及び緑の
概況等
について
説明
がありました。 その後、
質疑
が行われ、まず、
広瀬川
第二
雨水幹線
及び
梅田川
第一
雨水幹線
の
建設
に関し、「今まで
被害
を受けていた
地域
の
改善
は、今回の
施設建設計画
の中にどのように盛り込まれているのか。」という
質疑
があり、これに対して、「今までの
被害状況
を勘案しながら
計画
を立てており、昭和六十一年に
被害
に遭った
合流式
の
地域
について、今回一部
事業
に着手している。」という
答弁
がありました。また、「
梅田川水系
は、国の
都市河川内水対策特別緊急事業
に
指定
されたが、県と市はどのような形でこの
事業
に取り組んでいくのか。」という
質疑
があり、これに対して、「本
事業
の
中心
は
河川管理者
である県であり、市としては
内水対策
を進め、それを受ける
河川
の拡幅、
貯留施設
の
整備等
は、県が行うことになる。なお、今回の
梅田川
第一
雨水幹線
の
整備
は、
河川流域
内の
雨水
を一時貯留し、
梅田川下流
に余裕を持たせる意味もあり、県においては、坂下より
下流
に
調整池等
をつくるなど、
河川容量
をふやす
事業
の
実施
に向け作業を進めている。
内水排除
と
河川
の
容量
は、整合のとれた形、
計画
で、
整備
を進めなければならないので、今後とも県と
調整
を図りながら
事業
を進めてまいりたい。」という
答弁
がありました。また、「
梅田川
第一
雨水幹線
の
機能
」について
質疑
があり、これに対して、「通常、
流入管
から集まる
雨水等
は、一時貯留した後、ポンプアップして
南蒲生下水処理場
に送るが、ここからオーバーフローした
雨水等
については、
梅田川
に放流するというようないわゆる
量対策
と
質対策
を兼ねた
仕組み
になっている。」という
答弁
がありました。また、「
広瀬川
第二
雨水幹線
の
布設場所
及び
機能
」について
質疑
があり、これに対して、「
市民会館
前の
市道あたり
に布設することになる。また、
機能
については、
量対策
ということで、
調整
池的な役割、つまり貯留した
雨水等
を時間差をもたせて
広瀬川
に放流する
仕組み
になっている。」という
答弁
がありました。また、「
雨水幹線
の
貯留水
を活用することは考えていないのか。」という
質疑
があり、これに対して、「
雨水
と汚水が流入してくるので、再利用までは考えていない。」という
答弁
がありました。また、「
梅田川
第一
雨水幹線
については、管を単純に真ん中で分けるのではなく、
貯留管部分
を大きくして、
放流管部分
を少なくするような
設計
にはできないのか。」という
質疑
があり、これに対して、「
河川放流量
との絡みで、
放流管
も一定
程度
確保しなければならないので、このような
設計
となった。」という
答弁
がありました。また、「
広瀬川
第二
雨水幹線
は、
合流式
なのか。」という
質疑
があり、これに対して、「あくまで
合流式下水道
の
改善
であり、
雨水専用管
ではない。」という
答弁
がありました。さらに、「
広瀬川
第二
雨水幹線
についても、
広瀬川
に放流しないで、
南蒲生下水処理場
に送り処理するようにすべきではないか。」という
質疑
があり、これに対して、「
処理場
の
容量等
の問題があり、このような
設計
となっているが、
雨水等
は、
一定基準
以上に希釈されたものを放流する
仕組み
となっている。」という
答弁
がありました。 次に、緑の
概況等
に関し、「
青下水源地
を守るために、
水源涵養林
として
土地
を買い取るだけではなく、
保安林
に
指定
する
手法
を考えてはどうか。」という
質疑
があり、これに対して、「
保安林
の
指定
は、県知事が行うことになっているが、
水源地保全
の
手法
について、水道局と連携をとりながら、
お話
の点も含め
検討
してまいりたい。」という
答弁
がありました。 昨年十月二十七日
開会
の
委員会
においては、
藤堂助役
から、「
本市
においては、緑を杜の都の
環境
に欠かせない重要な
要素
と位置づけ、
都市
と自然が
調和
・共生する緑豊かな
町づくり
を進めている。中でも、
ケヤキ街路樹
については、杜の都のシンボルとして、手厚い
保護管理
に努め、その
育成
に配慮してきた。」との
報告
があり、引き続き
当局
から、
仙台
市
ケヤキ街路樹保護総合調査報告書
について
説明
がありました。 その後、
質疑
が行われ、その中で、「
樹木
の
成長
により、
並木
の間隔が狭くなり過ぎることはないのか。」という
質疑
があり、これに対して、「かなりの樹齢になって
安定期
に入っている
樹木
もあるが、更新をする際には、その辺も考慮する必要があると考えている。」という
答弁
がありました。また、「
公共工事等
で
ケヤキ
の
移植等
をせざるを得ない場合も出てくると思うが、その際、
市民
に対してはどのような形で理解を求めていくのか。」という
質疑
があり、これに対して、「これから町が発展していく上で、
ケヤキ
の
移植等
をせざるを得ない場面もあろうかと思うが、その際は、
市民
の
ケヤキ
を大切に思う気持ちを尊重しながら、
事業
の
重要性
を
説明
すれば、納得いただけるのではないかと考えている。」という
答弁
がありました。また、「
ケヤキ並木
の
樹幹傾斜
への
対策
」について
質疑
があり、これに対して、「
ケヤキ
は、
道路
の
構造
から
歩道側
に伸びた根で
樹幹
を支えているので、
歩道部分
の
地下埋設工事
の際には、
直径
が五センチ以上の根は切らないように
指導
をするとともに、
枝抜き
などをして、
樹幹
にあまり荷重がかからないように配慮している。なお、今のところ
倒伏寸前
といった
状態
のものはないと判断している。」という
答弁
がありました。また、「
ケヤキ並木
を
排気ガス
から守る
対策
」について
質疑
があり、これに対して、「
街路樹
を
管理
する立場としては、
枝抜き
をして空気の流通をよくする方法しかないと考えている。また、
交通量
の問題については、
仙台
市の
都市構造
にかかわる問題であり、
都市機能
の分散や
道路ネットワーク
のあり方について考えていかなければならないため、長期的な課題と考えている。」という
答弁
がありました。さらに、「
交通量
を分散するとなると、長期的な取り組みが必要であり、それとは別に、例えば定
禅寺通
と
青葉通
について、一、二週間に一回
程度
、車両の
通行制限
を行うなどして、
市民
みんなで
ケヤキ並木
を守っていく運動をしよう、あるいは
保全
について考えていこうというような提唱を行ってみてはどうか。」という
質疑
があり、これに対して、「
お話
のようなことが、今後大変重要になってくると考える。
市民
の協力を得て、具体的にどういうことが可能なのか、十分に
検討
していく必要があると考える。」という
答弁
がありました。また、「光のページェントによる
気温上昇
は、
ケヤキ
に影響はないのか。」という
質疑
があり、これに対して、「今のところ
心配
はないと考えている。」という
答弁
がありました。また、「
ケヤキ並木
の
保全対策
のうち、
植マス
の
土壌等
の
管理
についてはどうなっているのか。」という
質疑
があり、これに対して、「新たに
植栽
をする箇所は、
有機質
の
土壌
を入れるようにしている。また、それ以外の
部分
についても、現在の
状態
より少しでもよくするように、下草を植え、それらが十分繁殖できる
程度
の
土壌改良
を行ってまいりたい。」という
答弁
がありました。さらに、「給排水に配慮した
道路構造
が必要であると思うが、
現状
はどうなのか。」という
質疑
があり、これに対して、「
透水性
の舗装なども研究されてはいるが、まだ十分な効果が得られていない
現状
にある。現在
給水対策
としては、
歩道
の要
所要所
に灌水口を設置して、水が土に浸透するような工夫をしている。また、過湿
対策
としては、水が滞留して
根腐れ
を起こすのはごく一部であるが、
雨水
ますなど、水を抜く
方策
を
検討
してまいりたい。」という
答弁
がありました。また、「
ケヤキ並木保全
の
基本
的な考え方」について
質疑
があり、これに対して、「
道路構造
の
改善
なども必要なことは十分認識しているが、
現時点
においては、それぞれの時期に応じた
対応
ということで、剪定あるいは樹間の
整備等
を行いつつ、一方で新しい木を植えるなど、
保存樹林
全体をトータルとして何とか守っていきたいと考えている。」という
答弁
がありました。また、「
後継木
の
養成状況
」について
質疑
があり、これに対して、「五年ほど前から三カ年
計画
で約百本の
ケヤキ
を
愛子
の
苗圃
で育てている。
生育状況
は順調で、地上八・五メートル、
直径
十六センチメートルぐらいとなっている。」という
答弁
がありました。さらに、「
市民
が、直接
後継木
を養成するなど、
ケヤキ
に愛着をもってもらうような
市民参加
の
方策
も考えてはどうか。」という
質疑
があり、これに対して、「今後の
後継木育成
に当たり、
検討
してまいりたい。」という
答弁
がありました。また、「
街路樹
に使用している
樹木
の種類」について
質疑
があり、これに対して、「
東北地方
で
街路樹
として使える
樹木
は、ある
程度
限られており、一般的には落葉樹が多いが、シラカシなどの常緑樹も一部使用している。」という
答弁
がありました。また、「
都市計画道路
を決定する際、
街路樹
の
計画
はどのように組み込まれているのか。」という
質疑
があり、これに対して、「すべての
都市計画道路
について、
樹種
を決めて
計画
を定めているわけではないが、
事業
の際は、
路線ごと
にどのような
並木
にするかを
検討
の上、
樹種
の決定をしている。」という
答弁
がありました。 本年二月九日
開会
の
委員会
においては、
藤堂助役
から、「
本市
においては、恵まれた
自然環境
を踏まえて、
都市
と自然が
調和
・共生する新しい杜の都を
基本理念
としながら、鋭意
都市基盤
の
整備
を図り、
東北
の発展を担う
中枢都市
として、積極的に
町づくり
を進めている。そうした中で、
都市環境整備
のための諸施策については、時代の要請に応じつつ、安全で快適な
町づくり
を
基本
として、
開発
と
保全
のバランスのとれた安らぎと潤いのある
町づくり
を進めるべく努めている。」との
報告
があり、引き続き
当局
から、
仙石線連続立体交差事業
に伴う
青葉通
の
ケヤキ移植
及び
平成
四年度の
雨水整備状況
について
説明
がありました。 その後、
質疑
が行われ、まず、
仙石線連続立体交差事業
に伴う
青葉通
の
ケヤキ移植
に関し、「二十本の
ケヤキ
はどこに
移植
されるのか。また、
青葉通
の
並木復元
はどうなるのか。」という
質疑
があり、これに対して、「市内の
公園等
に
移植
する
予定
である。なお、
青葉通
には若木を補植したいと考えている。」という
答弁
がありました。さらに、「
要望
があれば、
ケヤキ
の
移植先
は変更できるのか。」という
質疑
があり、これに対して、「
公園
に限らず、
公共施設等
から
要望
があれば、
検討
していきたい。」という
答弁
がありました。また、「
仙台
駅前
青葉通ケヤキ並木保全
に係る
懇談会
を
開催
した
目的
は何か。また、どのような成果があったのか。」という
質疑
があり、これに対して、「今回の
ケヤキ
の
移植
について、
市民
の
意見
を伺い、生かせるものは本
事業
に生かしていきたいと考え
開催
をした。
懇談会
においては、
ケヤキ
に感謝する祭りの
開催
や、
ケヤキ並木
だけではなく
緑全般
について、
市民
との
意見交換
ができるような場を定期的に
開催
してはというような
意見
をいただいたので、今後これらについては、ぜひ実現させていきたい。」という
答弁
がありました。また、「今回の
移植
を
ケヤキ並木保存
のための
データ収集
の
機会
ととらえ、何らかの
調査
を行う
予定
はないのか。」という
質疑
があり、これに対して、「ダイエー前の
ケヤキ移植
のときにも行っているが、こういった
機会
を最大限に生かして、
土壌
、根茎の
調査等
を行い、今後の
ケヤキ並木
の
保護
、
保全
に役立てていきたい。」という
答弁
がありました。また、「今回の
移植
に限らず、今後新しく
ケヤキ並木
に
移植
する木は、ある
程度
景観
に配慮したものにしなければならないと思うが、
移植用
の苗木の
育成
はどのように行っているのか。」という
質疑
があり、これに対して、「
愛子
の
苗圃
に百本ほど
育成
している。この
ケヤキ
は三年
計画
で植えているが、
ケヤキ
には
成長過程
で
移植
に適した時期があるので、それを過ぎた木は
公園等
に
移植
して、かわりの
後継木
を植えることとしている。
ケヤキ並木
の
景観
を損なわない木を植えるためにも、今後とも、
事前
に
計画
を立てて
必要数
を育てていかなければならないと考えている。」という
答弁
がありました。また、「
青葉通
の
並木復元
に当たっては、
地下構造物
の上に
ケヤキ
を植え直すことになるが、
植栽方法等
については、どのような
検討
がなされているのか。」という
質疑
があり、これに対して、「一般的に
植栽
する場合には、土の深さが一・五メートル以上は必要とされているが、今回は四メートル強確保しており、
土壌
も全面的に改良するので、
心配
はないと考えている。また、
構造物
に囲まれているので、
給水
についても十分配慮してまいりたい。」という
答弁
がありました。 次に、
平成
四年度の
雨水整備状況
に関し、「
六郷土地改良
区の
雨水幹線沿い
の農道の
整備
を行う
予定
はないのか。」という
質疑
があり、これに対して、「
地域
からの
要望
もあるので、
検討
してまいりたい。」という
答弁
がありました。また、「
都市河川内水対策特別緊急事業
の
進捗状況
及び市としての
対応
」について
質疑
があり、これに対して、「
梅田川
の
河川管理者
である県において、
事業実施
に向け
計画
中である。具体的には、四年度中に
貯留管
にするか
貯留池
にするかなどの
検討
がなされ、五年度
詳細設計
に入る
予定
と伺っている。市としては、まだ県の
計画
が決定していないので、どの
程度貯留
または
調整
するかなど、具体的な
検討
に入っていない
状況
である。」という
答弁
がありました。また、「
上流地域
の
開発
により、
雨水
が浸透しないで
下流
に集中的に流入してくる
状況
の中で、
上流部
での
調整
も考えなければならないのではないか。」という
質疑
があり、これに対して、「
河川
には
地点ごと
に
計画
洪水
量というものがあり、それに基づいて
調整
を図っている。なお、
下流部
の
対策
として、
中野ポンプ場
については、
港湾
内に排水する
計画
で
港湾管理者
である県と
協議
中である。」という
答弁
がありました。また、「
仙台
市
総合的治水計画
の
策定
に当たって、国、県とは
協議
を行っているのか。」という
質疑
があり、これに対して、「
河川管理者
と具体的な
排出量
の
協議
を行いながら
内水排除
の
計画
を立てていくことになる。」という
答弁
がありました。また、「
七北田川
を分流させるとか、
鶴巻ポンプ場
から直接海に排水するとか、
七北田川流域
の
水量調整
について
検討
すべきではないのか。」という
質疑
があり、これに対して、「県では三年度、四年度において、
七北田川
に関して種々の解析を行っており、今後、
計画
洪水
量等
が決まってくるので、それらを
総合的治水計画
に織り込んでまいりたい。」という
答弁
がありました。また、「
降雨確率年
の十年及び四年とは、具体的に何ミリの
降雨量
になるのか。」という
質疑
があり、これに対して、「十年
確率
で一時間
降雨強度
五十二ミリ、四年
確率
で四十五ミリとなっている。これは、過去の
データ
を積み上げて
確率
を出しているので、数値は変化する。」という
答弁
がありました。また、「現実には、ここ数年の間にも十分間に二十ミリぐらいの雨が降っている場合もあり、五十二ミリでは
対応
できないのではないか。もう少し
容量
を大きくすべきではないか。」という
質疑
があり、これに対して、「過去二、三十年の
データ
を積み重ねて一時間の
降雨強度
を算出して、それに基づいて
施設整備
をしている。
容量
が大きければそれにこしたことはないが、
公共施設
をつくる際には、有効的、合理的、かつ経済的であるという三原則により
整備
を進めており、御理解いただきたい。」という
答弁
がありました。 本年五月十一日
開会
の
委員会
においては、
間所助役
から、「
本市
においては、
都市
と自然が
調和
・共生する愛と活力に満ちた新しい杜の
都づくり
を
基本
として、
本市
の持っている優れた歴史、風土をベースに、二十一
世紀
に発展する大
都市
にふさわしい
基盤整備
、
機能
の集積、充実などに努め、さらに心豊かで穏やかな生活ができる新しい
都市環境
の
整備
を進めているところである。」との
報告
があり、引き続き
当局
から、
保存緑地
の
保全
の方向、
保存緑地
のあらまし、
仙石線連続立体交差事業
に伴う
青葉通
の
ケヤキ移植
並びに
霞目雨水幹線
及び
今泉ポンプ場
の
整備状況
について
説明
がありました。 その後、
質疑
が行われ、その中で、「
水害対策
について、これまでどのように取り組んできたのか。」という
質疑
があり、これに対して、「
雨水対策
に関する
施設整備計画
は、全体で約一万六千ヘクタールであるが、その約五九%が
整備済み
である。
基本
的には
降雨確率年
四年、一時間
降雨強度
四十五ミリの
基準
で
施設整備
を行っているが、
梅田川水系
、
広瀬川水系
については、
合流式
の
改善
ということで、
降雨確率年
十年、一時間
降雨強度
五十二ミリに
対応
した
雨水幹線
の
整備
にも着手した。今後とも
治水水準
の向上を目指し取り組んでまいりたい。」という
答弁
がありました。また、「
都市河川内水対策特別緊急事業
の
進捗状況
及び市としての
対応
」について
質疑
があり、これに対して、「本
事業
は、県が国から
指定
を受けたもので、市の
下水道
の
整備
にあわせて、
梅田川
の
整備
を図っていくことが
目的
である。県としては、
降雨確率年
十年の
雨水排水施設
に
対応
した形で、三万トン
程度
の
容量
の
貯留施設
の
整備
をする
予定
で、本年度に
詳細設計
に取りかかる
予定
と伺っている。」という
答弁
がありました。また、「
開発行為
の審査において、
水害対策
に関連した
行政指導
はなされているのか。」という
質疑
があり、これに対して、「
開発行為
の
計画段階
で
事前協議
の制度があるので、
開発地域
内の
排水路
の
設計等
については、
下水道局
が
指導
を行っている。」という
答弁
がありました。また、「蕃山、
サイカチ沼
の
緑地環境保全地域
内を通る
県道秋保温泉愛子線
の
建設
に当たって、
動植物等
の
保全
をどのように考えているのか。」という
質疑
があり、これに対して、「本
事業
は、
政令指定都市
に伴い県から移譲された
事業
で、
緑地環境保全地域
内の
行為
であることから、県の
審議会
を経て、
線形
、
縦断等
が決定され、既に
用地買収
も完了している
事業
である。よって、
線形
、
縦断等
を変更しない
範囲
で配慮してまいりたい。」という
答弁
がありました。さらに、「
市民
の方々からも、さまざまな
意見
が出されているようであり、それらを十分に受けとめ、現
計画
で進める場合でも、
設計等
において十分配慮していく必要があるのではないか。」という
質疑
があり、これに対して、「県においてもかなり
動植物
の
保全
に気を配りながら
設計
されたようであるが、市としても、
市民合意
が得られる
範囲
で、
動植物
の生態が守られるような
施設等
があれば、
設計等
に組み入れてまいりたい。」という
答弁
がありました。また、「
新聞等
の
報道
によると、
東北
大学の
片平キャンパス
が、
保存緑地
に
指定
されている
青葉山ゴルフ場
に移転するという話があるようだが、市としてはどのような
対応
をしていくのか。」という
質疑
があり、これに対して、「まだ正式に市に話が来ていないので、県の真意を確かめてみたい。」という
答弁
がありました。さらに、「
審議会
からも
保存緑地
の
保全
に関する答申をいただいたわけであり、今回の
報道
に限らず、
保存緑地
内の
国有地
、
県有地
に関しては、
保全
の
趣旨
を理解いただけるように、積極的に国と県に働きかける姿勢が必要ではないのか。」という
質疑
があり、これに対して、「これまでも、国、県に対しては、
緑地保存
の
趣旨
は申し上げてきたが、今回改めて提案をいただいたので、御
趣旨
を踏まえ
対応
してまいりたい。」という
答弁
がありました。また、「
保存緑地
の
指定
は、
中心部
だけとなっているようだが、
周辺部
についても
調査
を行い、
指定
していく必要があるのではないか。」という
質疑
があり、これに対して、「
現時点
では、
指定拡大
は考えていないが、
指定
されている四十五カ所の
緑地保全対策
の見通しがつけば、新たな
区域
についても
検討
してまいりたい。なお、現在新たな
区域
については、
保存樹木
の
指定
の準備を進めている。」という
答弁
がありました。 以上のとおり、本
委員会
の
調査
の
概要
について、御
報告
いたします。
平成
五年六月十四日
都市環境整備調査特別委員会
委員長
熊 谷 善 夫
仙台市議会
議 長 大 泉 鉄 之 助 様...
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